冬至(二十四節氣)とは?過ごし方・この日に意識したいこと~日本の暦~

冬至(二十四節氣)とは

冬至(とうじ)は、二十四節氣のうちの1つであり、
二十四節氣は、一年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。

二十四節気

二十四節氣の中でも、一年中の季節の八つの変わり目を「八節(はっせつ)」と言い、
そのうちの季節の始まりを表す、立春・立夏・立秋・立冬をまとめて「四立(しりゅう)」と言います。

また、冬至・夏至・春分・秋分をまとめて「二至二分(にしにぶん)」と言い、暑さ寒さの境目だったり、その字の通り、夏に至る(昼の長さが最も長い)、冬に至る(昼の長さが最も短い)、となり、この立春・立夏・立秋・立冬・春分・秋分・夏至・冬至が八節に当たります。

二至二分

夏至冬至

今年2022年は、12月22日(木)6時48分に冬至となります。

★詳しくは、国立天文台のHPをご覧ください。

https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/B5A8C0E12FC6F3BDBDBBCDC0E1B5A4A4C8A4CFA1A9.html

夏至(二十四節氣)とは?過ごし方・この日に意識したいこと~日本の暦~

冬至に行われる日本の習慣

「ん」のつく食べ物を食べる

「ん」をつく食べ物は「運盛り」とも言われ、冬至の日に食べると運がつくとされています。

また、「ん」が2つつく食べ物は運氣も倍増するとも考えられていることから、下記の7つは「冬の七草」と呼ばれています。

<冬の七草>

●南瓜(なんきん=かぼちゃ)

●蓮根(れんこん)

●人参(にんじん)

●銀杏(ぎんなん)

●金柑(きんかん)

●寒天(かんてん)

●饂飩(うんどん=うどん)

冬の七草

特にかぼちゃは、冬至に食べると風邪をひかないと言われています。

かぼちゃには、βーカロテンが豊富に含まれ、βーカロテンは体内でビタミンAに変換され、抵抗力を強めて皮膚や粘膜を丈夫にしたり、免疫力を正常に保つ働きがあります。そういった栄養素の面からも、風邪の予防に効果的と言われています。

南瓜

ゆず湯に入る

かぼちゃ同様、冬至の日に、ゆず湯に入ると風邪をひかない、といういわれがあります。

これは科学的にも、ゆずの皮には、代謝を円滑にして疲労回復効果のあるクエン酸や、ビタミンCが豊富に含まれていて、ゆず湯には血行促進や冷え性改善の効果があるとされているのです。

また、冬至を、お湯に入って病氣を治すという意味の「湯治」(冬至=湯治)にかけていたり、柚子(ゆず)=「融通(ゆうずう)」がききますようにという願いや、柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められている、という説もあります。

冬至に柚子湯に入るのは、運を呼び込む前に体を清める(邪氣を祓う)という意味もあります。
柚子は香りも強く、強い香りには邪氣がおこらないという考えがありました。

柚子

小豆を食べる

昔から、小豆の赤は邪氣を祓うと言われてきました。

そのため、小豆を使った「冬至粥」で邪氣を祓ったり、またかぼちゃと一緒に煮た「いとこ煮」を食べるのも、運を呼び込むとされています。

いとこ煮

こんにゃくを食べる

地方によっては、冬至にこんにゃくを食べるところもあるようです。

これを「砂おろし」といい、昔はこんにゃくを食べることで体内にたまった砂(毒素)を出すことが出来ると考えられていました。

こんにゃくも「ん」がつくことで、幸運を呼ぶという意味合いも含まれているようです。

陰陽学的にみる夏至と、意識したい過ごし方

陰陽学でみると、冬至は陰のエネルギーが最も強まる時であり、「陰極まり陽に転化」するタイミングです。

陰陽マーク

冬至は、太陽の力が最も弱まった日であり、この日を境に再び甦っていくことから、「太陽が生まれ変わる日」「再生」とし、運氣上昇の始まりと考えられています。
これを「一陽来復(いちようらいふく)」と言います。

陰陽の法則で言うと、「陰極まって陽に転じる」という陰陽転化の法則です。

現在は「立春」が1年の始まりとされていますが、これは漢の時代以降のことで、それまでは冬至が1年の始まりとされてきたと言われています。

易(64卦)でいうと「地雷復(ちらいふく)」を象徴します。
もう一度繰り返すという意味をもつ地雷復(ちらいふく)は再生を意味します。

地雷復

また、上記でもあげていますが、冬至の風習としてあげられるかぼちゃや柚子。


かぼちゃは「南瓜」とも書かれますが、原産地は中南米の暑い国の野菜であり、収穫は夏。
栄養が不足になりがちな冬にも食べられる長期保存が可能な食材のため、この風習が根付いたこともあるでしょうが、陰陽学的な観点からいうと、南は陽のエネルギー。

柚子も南の方でとれる果実でもあり、陽に属するものと捉えられていました。
(柚子の収穫も、夏と冬の2回あるようですが)

このように、
こうした陽のエネルギーを持つものの力を借りて、陰の氣を鎮め、陽の氣を強める、という陰陽の法則が使われていたのでしょう。

冬至にオススメな神社仏閣・パワースポット

穴八幡宮(早稲田)

穴八幡宮は、東京都早稲田にある金運アップ、虫封じのご利益、そして「一陽来復」のお守りで知られています。

販売日時や貼る日時なども限定されている「一陽来復」のお守りは大人氣で、それを求めて行列も起こるようです。

★穴八幡宮

https://www.anahachimanguu.jp/

放生寺(早稲田)

穴八幡宮の隣にある、高野山真言宗準別格本山の寺院。「一陽来福」創始として有名なお寺でもあります。

穴八幡宮「一陽来復」と放生寺「一陽来福」の御守りを一緒に貼ることで、更に御利益があると言われています。

★放生寺

https://www.houjou.or.jp/

氷川神社、中山神社、氷川女体神社(埼玉県さいたま市)

埼玉県大宮にある一宮、氷川神社。そして、中氷川神社(現 中山神社)、氷川女体神社が浅間山と冬至の日の出の線上に一直線に並ぶ(レイライン)と言われています。

★武蔵一宮 氷川神社

https://musashiichinomiya-hikawa.or.jp/

生島足島神社(長野県上田市)

延喜式にもその名が記されている由緒ある古社であり、生島大神と足島大神の二神が祀られ、武田信玄や真田昌幸・信之をはじめ歴代の上田城主からも厚く崇敬されたと言われています。

信州最古の温泉といわれる別所温泉、「国土・大地」を御神体とする「生島足島神社」、「大日如来・太陽」を安置する「信濃国分寺」は、1本の直線状に配置され、レイラインをつないでいることで、東の鳥居から夏至の朝日が昇り、西の鳥居に冬至の日の入りが見られると有名です。

★生島足島神社

https://www.ikushimatarushima.com/

冬至の日に意識したいこと

このように、冬至は太陽のエネルギーが最も弱まる(日が短い)、陰の極みが起こると同時に、それを打ち破る強い陽が起こる時です。

今まで上手くいかない、出来ないままで止まっていた過去の自分と決別し、新しく生まれ変わる(再生)する時なのです。

運が上昇するのを待っているだけではなく、自らその流れを起こす!という意識です。

運の流れとともに、自らの行動を伴わせることが大事です。

かぼちゃや柚子など、せっかく陽のエネルギーを取り入れようとしている時に、ネガティブな行動・言動・表情はNG!!

出来るだけ陽を取り入れ、新しい自分で、氣持ち新たに進んでいきましょう!

氣の持ちようが運の分かれ道(氣分)ですよ^^

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