2023年の動きが大事!「癸卯」年。最強開運日&吉日は?(2023年1月2月3月)

※初回登録日:2022/12/29(更新:2023/1/28)

2023年は60年に一度の「癸卯」(みずのとのう)年

年賀はがきに書かれるイラストやお正月前後によく言われる干支(えと)。
今年2023年でいうと「干支は卯年」というのが一般的になりつつありますが、実はこの「卯」というのは正確には支(十二支)のことを指しています。

十二支

十二支とは、
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
のことです。(「地支」とも呼ばれます)

では、干支の「干」は何かというと、
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
の、十干のことを指しています。(「天干」とも呼ばれます)

それぞれに陰陽五行(陰・陽・木・火・土・金・水)の要素が当てはまります。

この十干、十二支の組み合わせで成り立っているのが「六十干支」と言って、60を周期として成り立つ数詞であり、年月日時にそれぞれ充てられ、時間の変化を表しています。
(60年で1巡します。60歳で還暦を迎え、赤いちゃんちゃんこを着るのは、赤ちゃんに戻るという意味からきています。)

今年2023年は、その40番目にあたる「癸卯(みずのとのう)」という年廻りです。

★六十干支(国立天文台HP)

卯(十二支)

五行で観ると、【癸】は「水の陰」、【卯】は「木の陰」というエネルギーです。
水は木の成長を助ける、という相生の関係となります。

季節でいうと、水(癸)は冬の象徴であり、木(卯)は春の象徴であります。

癸卯

<【癸】(みずのと)の意味>

【癸】は雨や露、霧など、静かで温かい大地を潤す恵みの水を表しています。
季節では晩冬を表し、陰氣が極まって来る状態、すなわち、自然のエネルギーが蓄積されている状態です。

晩冬

十干の最後にあたる癸は、生命の終わりを意味するとともに、次の新たな生命が成長し始めている状態(新たな成長を行う待機の状態)を意味しています。
一つの物事が収まり、次の物事への移行をしていく段階です。

古代文字では、矢尻を四方に突き出したような形をしており、四つの刃がぐるっと一巡すれば周辺はなぎ倒されることから、世の中が次の世に移るために、力ずくで前の十年の世を完全に終わらせるという意味もあるようです。

見通しがよくなる冬には、物を測るのにちょうどよいということで、癸には「はかる」という意味もあります。
測る時には人の手が加わるので、手偏をつけて「揆」という字が生まれたと言われています。
(揆度(全体を推し量る)、揆策(計画)、百揆(もろもろの計画)、など)

ちなみに、国や組織、上に立つものが、筋道が通らない堕落したことをすることで、民衆の不平・不満が爆発して暴動が起こることを、日本では「一揆」と言っています。

このように、今年は過去十年を振り返り、次の十年の飛躍に向けて準備をしていく年と言えるでしょう。
筋道を踏み外してしまうと、「一揆」のように物事は混乱、騒乱が起こってしまう可能性も。。

しっかりと筋道を立てて考え、計画し、それをどんどん実行にうつしていきましょう。

その行動が道から外れていない行いなのかも、見極めることが必要です。

<【卯】(う)の意味>

【卯】は、穏やかなウサギのイメージから安全調和の意味があります。


うさぎの様に跳ね上がるという意味も持っており、何かを開始するのに縁起が良く、物事が回復、好転するという特徴も持っています。

うさぎ

うさぎは、力は弱いながらも瞬発力を持っています。
また、月まで天高く飛べ、思ったことは行動にうつすという行動力も持っています。
長い耳も特徴の1つ。
耳の長さから、しっかりと情報を集めて吟味することも必要です。
その特徴を活かし、行動力を伴わせていくとよいでしょう。

【卯】は冒と通じ、門を無理に押しあけて中に入りこむ様を示しています。また「茂」という時期(春)であり、繁殖する、増えるという段階にあたり、「冬の門が開き、飛び出る」という意味があると言われています。

うさぎは、神話「因幡の白兎」のイメージからも縁結びに関係があり、恋愛運、家庭運、等の対人運にも影響がある年とも言えるでしょう。

株式相場には、
『辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌は笑い、亥固まる、子は繁栄、丑はつまずき、寅千里を走り、卯は跳ねる』
という格言がありますが、うさぎには跳ねる特徴があるため、景氣が上向きに跳ねる、回復すると言われており、株式市場にとっては縁起の良い年として知られているようです。
ですが、十干は【癸】という陰の極みでもあるため、跳ねるかどうか、、、というところでしょう。(下半期に期待)

うさぎの生態としては、草食動物で警戒心が強く、薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)と呼ばれる生活パターンです。
薄明薄暮性とは、明け方(薄明)と夕方(薄暮)に活動し、夜間や日中に休むことです。

十二支は方角や時間も表しますが、【卯】の刻は午前6時前後の2時間(5時~7時)を指します。
まさに、日の出とともに1日が始まる時間帯です。
方角も、【卯】は東。太陽が昇る方角です。
まさに、新しいスタートを象徴しています。

人によってゴールデンタイムは異なってきますが、2023年はちょっと早起きして朝活もよいかもしれませんね。

【卯】は季節は春。暦で言うと、春分を表します。
西(【酉】)の秋分と繋がる、専門用語でいう「中庸」の時期でもあります。

春分・秋分を中日(ちゅうにち)とし、前後各3日を合わせた各7日間を彼岸と言いますが、
太陽が真東から昇り、真西に沈む、“春分の日”と“秋分の日”は、此岸と彼岸(あの世とこの世)が最も通じやすい日と言われています。

萌え出る(芽吹きの)春から実りの秋へ
日の出から日の入りへ
スタートからゴールへ

という、終わり(実り)のための始まりの時期なのです。

上記【癸】の部分では「次の十年の飛躍に向けて」と書きましたが、しっかりと想いを定め、計画し、実行(行動)に移していくことで、6年後の【酉】年には必ず良い実りとなるでしょう。

癸卯

また、2022年の【壬寅】に引き続き、納音では「金箔金」。
他人を輝かせる・引き立てるという良い作用を持っていますが、反面、表面は良く見えるが中身がないといった意味も。
野心や我欲のために動こうとする良からぬ(信用のおけない)人間が現れやすい、ということもありそうです。

人を見る目を養うこと、表面的なものに惑わされないように注意が必要ですね。

うさぎの特徴でもある警戒心を強く持ち、だまされないこと、だまさないこと!

自分自身も中身を伴わせるように、自分磨きをし、自分を成長させていきましょう。

まとめると、
2023年は、今まで積み重ねてきたものがあったとしても、過去への執着を断ち切り(区切りをつけ)、次なる新しい世界に向かってぴょんと一歩を踏み出す、そんな「跳ねる(行動)」を意識していくことが大事です。

どんな状況になっても(変化を強いられることになっても)、それに合わせる順応性が必要になってくるでしょう。上手く流れにのることです。

但し、流れのままにただ流れていくのではなく、先にも述べたように、筋が大事です。
筋道から外れたものは、停滞、もしくは衰退の方向に進むことになるかもしれません。
しっかりとした見極めが大事になってくるでしょう。

「癸卯」(みずのとのう)は、音読みでは(きぼう)と読みます。

例え、世の中が苦しい状況、厳しい状況に陥ったとしても、「希望」を捨てず、6年後、10年後の未来に向けて足元をしっかりと固めながら、先をみて、前に(上に)跳ねていく。
そんな意氣込みをもって、過ごしていきましょう。

癸卯

2023年、1月2月3月で最強の開運日は?

この3ヶ月間で、お勧めする日(最強開運日)は何日かあります。

●1月6日(金)

この日は、“天赦日”と“一粒万倍日”という吉日が重なる縁起のいい日です。

【天赦日(てんしゃび・てんしゃにち)】
百神が天に昇り、天が万物の罪を赦(ゆる)す日とされ、最上の大吉日。
万事において吉、とくに婚儀や開業に大吉。

【一粒万倍日(いちりゅうまんばいび・いちりゅうまんばいにち)】
一粒の籾が広がり万倍にも実り稲穂になるという意味があり、
物事を始めること、仕事始め、開店、種まきなどの吉日(大吉)。
ただし、借金などは後々増えて苦労する日とされる。
他の吉日と重なれば効果は倍増、凶日と重なると効果半減と云われる。

さらに、六輝(六曜)では「友引」であり、
そして、六十干支での「甲子」という六十周期の1番目である、物事を始めるのに大吉という、色々なものが重なった吉日です。

●2月1日(水)

この日は寅年寅月寅日と、年廻り月廻り日廻りが重なるという強運日(エネルギーが強まる日)です!

寅年

専門用語でいうと、12年に一度【財】の重なりがやってくることを『極の日』と言っていますが、この日【財】がやってくるのが、陰陽六行占術で言う【地月】氣質の人。

六行の概念では、2023年の正式な『極の日』は3/22(水)となり、【天火】氣質の方が【財】の重なりを迎えますが、自然の摂理上では、2/4立春までは暦上ではまだ2022年の【壬寅】年

【地月】さんにとっては、今回最後のチャンス✨
2/1に『極の日』(裏)を迎えます!

【地月】氣質の方は、是非宝くじを買ってみてくださいね♪
徳積みをしてきた人が当たりやすいですよ~
(※時間や方角にも【財】があります)

(⇒こちらのページ『自分を表す氣質(性格・性質)の漢字4文字を知ってみましょう!』から、自分が【地月】氣質か?それ以外か?ご自身の氣質を調べることが出来ます

※厳密に言うと月はまだ節入りしていないのですが、エネルギー的にはその要素が強くなっていますので、「プチ極」で考えてくださいね^^

●3月21日(火)

この日は、“天赦日”と“一粒万倍日”と“寅の日”が重なった吉日(最強開運日)になります。

そして、春分の日でもあります!

【寅の日(とらのひ)】
金運が高まる日。「寅」は動物の虎を指し、「千里を行って千里を帰る」といわれる虎のごとく、この日に旅に出ると安全に帰って来られるといわれる。このことが転じて、この日に財布を買うと、財布から出ていったお金を呼び戻してくれるとして、金運にまつわる吉日とよばれるようになった。

寅(十二支)

●3月22日(水)

専門用語でいう【極】(きょく)と言われているエネルギーが強まる日です。
この日は、卯年卯月卯日と、年廻り月廻り日廻りが重なるという強運日なのです!

(※3/10(金)も重なりが起こるプチ極の日です)

卯年

専門用語でいうと、12年に一度【財】の重なりがやってくることを『極の日』と言っていますが、この日【財】がやってくるのが、陰陽六行占術で言う【天火】氣質の人。

【天火】氣質の方は、お試しで宝くじを買ってみても面白いかもしれませんね♪
(※時間や方角にも【財】があります)

(⇒こちらのページ『自分を表す氣質(性格・性質)の漢字4文字を知ってみましょう!』から、自分が【天火】氣質か?それ以外か?ご自身の氣質を調べることが出来ます

このように。

開運日や自分のバイオリズムを活用しながら、

2023年は「跳ねる」「行動する」を意識して、結果が直ぐに出ずとも諦めずに進んで行きましょう。

★陰陽六行占術とは?自分の氣質・日々のバイオリズムをチェックする!

ご自身の開運の流れを創っていってくださいね^^

占導師幸愛~yukia~

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