夏至(二十四節氣)とは?過ごし方・この日に意識したいこと~日本の暦~

夏至(二十四節氣)とは

夏至(げし)は、二十四節氣のうちの1つであり、
二十四節氣は、一年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。

二十四節気

二十四節氣の中でも、一年中の季節の八つの変わり目を「八節(はっせつ)」と言い、
そのうちの季節の始まりを表す、立春・立夏・立秋・立冬をまとめて「四立(しりゅう)」と言います。

(ちなみに、寒川神社の拝殿の右手にある渾天儀のレプリカでは、四方に立った龍が配置されていますが、四立の位置に配置されています。(四龍))

四立

また、冬至・夏至・春分・秋分をまとめて「二至二分(にしにぶん)」と言い、暑さ寒さの境目だったり、その字の通り、夏に至る(昼の長さが最も長い)、冬に至る(昼の長さが最も短い)、となり、この立春・立夏・立秋・立冬・春分・秋分・夏至・冬至が八節に当たります。

夏至冬至

今年2022年は、6月21日(火)18時14分に夏至となります。

★詳しくは、国立天文台のHPをご覧ください。

https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/B5A8C0E12FC6F3BDBDBBCDC0E1B5A4A4C8A4CFA1A9.html

夏至に行われる行事

夏至の日には、太陽の生命力を得るためのお祭りである「夏至祭」が、世界各地で行われます。

日本で有名なのは、三重県伊勢市にある「二見興玉神社」の夏至祭です。


伊勢には太陽神である天照大御神が祀られる伊勢神宮がありますが、この二見興玉神社には2つの岩が夫婦として寄り添うように見えることから名づけられた「夫婦岩」があり、夏至祭には、その岩の間から差し昇る朝日を浴びながら、禊を行うようです。
※2022年は禊行事は中止となっているようです。)

夏至祭_二見興玉神社

陰陽学的にみる夏至と、意識したい過ごし方

陰陽学でみると、夏至は陽のエネルギーが最も強まる時であり、「陽極まり陰に転化」するタイミングです。

太陰太極図

陽のエネルギーが最も強まるということは、つまり、強い陰が起こる時である、ということでもあります。

この時期意識した方が良いのは、強い陽(太陽)のエネルギーをしっかり取り込むと共に、浄化(陰の祓い)をしっかりと行うことです。

6月30日には夏越の大祓という、半年間にたまった罪穢れを行う大事な行事がありますが、


「夏至~夏越の大祓」のこの期間中は、特にしっかりと自分自身、そして身の周り(自宅)の浄化(祓い)をしっかりと行うことがオススメです。

特に、今年は「壬寅」という、金運など、陽のエネルギーが強い年廻りでもあります。


7月「文月」からの半年を、この良いエネルギーをしっかりと取り込み、清々しい状態でスタートするためにも、この10日間はデトックスを意識していきましょう。

陽のエネルギー

オススメのデトックス(浄化・祓い)方法

各地域の神社では、茅の輪くぐりを設置している所もあるかと思います。

夏越の大祓

また、人のかたちをした形代(かたしろ)に罪穢れを移して祓いを行う、というのもありますね。

形代

手軽に出来る、オススメな邪氣祓い(浄化)方法は、塩です。(盛り塩)

盛り塩枡塩

日本占導師協会でオススメしている特別な祝詞を上げた塩は、加熱せず太陽のエネルギーと月のエネルギーを1年かけて取り込んだ良質な塩であり、私も毎年、こちらの塩を使用しております。

輝きのしお

もちろん、それ以外の塩でも大丈夫です!
粗塩(可能であれば、加熱していない天然塩が良いですが)であれば、問題ないでしょう。

★まだ間に合います!!5/10販売開始!今年も出ました!【期間限定】輝きのしお~夏越の大祓~(水無月・文月)

6/30当日には、日本占導師協会で祓いについてのイベントも行うようです☆

★6/30【夏越しの祓】陰陽師の末裔がガイドする神田明神参拝
https://www.kokuchpro.com/event/nagoshi0630/

上記で上げたものを取り入れてみるもよし。

それ以外も様々な方法があるかと思いますので、ご自身に合った浄化方法を、是非この時期は取り入れてみてくださいね☆


そして、来月また新たなスタートを、良い状態で切りましょう^^♪

占導師幸愛~yukia~